NHK「うまいッ!」でも紹介された喜界島の国産白ごま

10月9日(日)、NHK番組「うまいッ!」で喜界島の白ごまが紹介されました。国内に流通している白ごまのほとんどが輸入物という中、喜界島では貴重な国産ごまを栽培しています。そのシェアは国産ごまの70%を占めます。

喜界島は日照時間が長く、降水量が少ないためごまの栽培に適した島です。そして、隆起サンゴ礁でできた喜界島は土壌に珊瑚の石灰質が溶け込んでいるため、栽培に適したアルカリ性の土壌になっています。喜界島特有の自然の恵みを生かして育てられる白ごまは、やや小粒ですが、煎ることによって生まれる濃厚な味と香ばしい香りは他の追随を許しません。

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そして、喜界島のごま収穫に出現するセサミストリート。セサミストリートといってもアメリカの人形たちではありません。ごまは収穫の際、房を数本まとめて乾燥させなくてはいけません。乾燥させるために道に沿ってまとめた房を立て掛けていくことにより「ごまの道(セサミストリート)」が出現するのです。

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こうして乾燥させたのち、さらに房からごまを落とし、天日干しをします。このように乾燥を行い、綺麗に洗ったごまを洗いごまといいます。洗いごまは煎っていない生のごまです。ごまは煎ることによってはじめて香りと味が引き出されます。煎った後は徐々に風味が落ちていきます。おいしい味をそのままにお届けするため、喜界島薬草農園では煎っていない洗いごまを販売しております。煎ることが若干手間かとは思いますが、煎りたての喜界島産白ごまを是非ご賞味ください。

 

 

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